【3/1開催】「伝統文化がつなぐ新たな関係・世代・地域〜祭り芸能の担い手座談会」オープンカウンシル!vol.6

オープンカウンシル!vol.6 / 信州アーツカウンシル2024パレード[番外編]
「伝統文化がつなぐ新たな関係・世代・地域 〜 祭り芸能の担い手座談会」

山、谷、盆地、地域の様々な個性を反映して、長野県内各地に伝わる祭りや芸能は、長い歴史を通して育まれた自然や季節との付き合い、日々の暮らしの知恵や楽しみが詰まった貴重な文化資源です。
今回の座談会では、コロナ禍以降の状況を踏まえ、地域の高齢化・過疎化などの継承の課題や、地域個性を含んだ新たな価値創出について、移住定住、関係人口など新しいコミュニティ形成も視野に入れながら、地域の担い手の皆さんとともに考えていきたいと思います。

開催概要

日時

2025(令和7)年3月1日(土) 13:30〜16:45

会場

安曇野市豊科交流学習センター「きぼう」多目的交流ホール

料金

無料

予約

こちらの申込フォームよりお申し込みください
*予約なしでも参加可能ですが、企画準備のためご協力ください。

進行

◯挨拶・趣旨説明・登壇者紹介
・信州アーツカウンシルゼネラルコーディネーター 野村政之

◯事例発表
・安曇野市堀金・岩原山神社お舟祭り 継承に向けた試み
岩原祭典保存会 尾日向和孝 三枝修
・飯田市南信濃・木沢霜月祭り野郎会10年の歩みとこれから
木沢霜月祭り野郎会 木下隆彦
・全国の郷土芸能継承に向けた試みについて
(公社)全日本郷土芸能協会 小岩秀太郎

〜交流タイム・休憩〜

◯座談会
登壇者:尾日向和孝・三枝修、木下隆彦、中山洋介(田楽座)、近藤大知(飯田市美術博物館)
モデレーター:小岩秀太郎、野村政之

◯結び
・南信州民俗芸能継承推進協議会アドバイザー 櫻井弘人、笹本正治
・長野県県民文化部文化振興課

発表事例の紹介・プロフィール


岩原山神社のお舟祭り
安曇野市堀金(旧堀金村)岩原地区の砂渡(すさど)山神社の例祭では、曳航する「お舟」に車輪がなく、人が担いで移動させ、最後にはお舟を境内の坂の下に向かって転がす。この「お舟担ぎ」は200年程前まで穂高神社などで行われていた古い貴重な形の祭りで、市内で現存する唯一の担ぎ舟として、市の無形文化財に登録されている。

 


木沢霜月祭り野郎会
国指定重要無形民俗文化財「遠山郷の霜月祭」が受け継がれてきた飯田市南信濃木沢地区で生まれ育った青年・若者を中心に2014年に結成。祭りを後世に継承する為、先輩方から神楽舞、祭りのしきたりを学びながら、準備・運営や、遠山中学校での次世代への体験機会の提供などを行う。在住/出身/親族/移住者など、10〜50代までの男女約50名の会員が活動。

 


三陸国際芸術祭2024「オオツチ祭生ミーティング」 撮影:井田裕基

公益社団法人全日本郷土芸能協会
公益社団法人全日本郷土芸能協会は、全国の郷土芸能の保存団体と郷土芸能に関心を持つ個人の方々を会員としたわが国で唯一の全国組織。郷土芸能の保存振興と育成、発展、ネットワークづくりを目的として、1970年大阪万博「おまつり広場」プロデューサーらを中心に1973年に創立。国内外での郷土芸能公演の企画制作、調査、国際交流、指導者や次世代育成事業、発信などを行っている。

小岩秀太郎
(公社)全日本郷土芸能協会 常務理事|縦糸横糸合同会社・東京鹿踊 代表
1977年岩手県一関市舞川出身。郷土芸能「鹿踊(ししおどり)」伝承者。全日本郷土芸能協会に入職し、郷土芸能の魅力発信、復興支援、コーディネートに携わる。東日本大震災を契機に、地域と都市を芸能でつなぐ「東京鹿踊」プロジェクト、ならびに東北で「縦糸横糸合同会社」を創業。地域に伝わる“縦糸”と現代軸の“横糸”が「出会う場」「機会」をつくり、地域文化の“魅力”“再・新解釈”“再・新定義”を促進する企画をプロデュースしている。

 


主催:信州アーツカウンシル(一般財団法人長野県文化振興事業団) 長野県
共催:安曇野市教育委員会 南信州民俗芸能継承推進協議会
令和6年度文化庁文化芸術創造拠点形成事業

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