【5/23開催】公開ゼミ:ロジャー・マクドナルドさんを囲んで/Shinshu Arts-Climate Camp

信州大学人文学部との連携事業として行っている「Shinshu Arts-Climate Camp」、信大人文金井ゼミによる公開ゼミのお知らせです。

今年は「民藝」誕生100年。松本市立博物館では「信州の工芸」も開催中。そしてクラフトフェアまつもと。そうしたタイミングにあわせて、多津衛民芸館館館長でもあるキュレーター、ロジャー・マクドナルドさんをお招きし、公開ゼミを開催します。民藝誕生からの100年はまさに人新世の100年。今あらためて、「深い観察」や「待つこと」の意義、転じて行動の可能性を語り合いたいと思います。前半はロジャー・マクドナルドさんの基調トーク。後半は学生参加のディスカッション。ご来場のみなさまにもお話に加わっていただけるとうれしいです。

開催概要

日時

2025(令和7)年月5月23日(金) 18:30〜20:00

会場

松本市立博物館 講堂

料金

無料(要事前申込)

こちらからお申し込みください

出演者

ゲスト:ロジャー・マクドナルド

出演者プロフィール

ロジャー・マクドナルド(TOTAL ARTS STUDIES プログラム・ディレクター / フェンバーガーハウス館長 / 多津衛民藝館館長)
東京生まれ。イギリスで教育を受ける。学士では、国際政治学。修士では、神秘宗教学を学ぶ。博士号では、『アウトサイダー・アート』(1972年)の執筆者ロジャー・カーディナルに師事し美術史を学ぶ。長野県佐久市に移住後、2013年に実験的なハウスミュージアム「フェンバーガーハウス」をオープン、館長を務める。特定非営利活動法人アーツイニシアティヴトウキョウ(AIT)では、設立メンバーの一人として、現代アートの学校MAD(Making Art Different)やTAS(TOTAL ARTS STUDIES)のプログラムディレクションなどを担当。主な著書に、『DEEP LOOKING(ディープ・ルッキング)想像力を蘇らせる深い観察のガイド』(2022年、AIT Press)。美術手帖が運営するアートポータルサイトにて、気候危機とアートについての連載記事シリーズ「Art and Climate NOW」を掲載中。2024年より「平和と手仕事 多津衛民藝館」(長野県佐久市)館長を務める。

お知らせ