【8/21開催】オープンカウンシル!vol.7 「民間非営利団体による中間支援〜文化芸術と社会教育」[文化共創パートナー事業]

信州アーツカウンシルは文化芸術活動を行う民間団体を支援しています。と同時に、信州アーツカウンシルが支援している民間団体が、地域社会の中で住民を支援したり、支援への繋ぎ役を果たしていることもみられます。文化芸術の場を開くことが、地域の支えあいの機会ともなります。

信州アーツカウンシルが行っている取組や、これからの活動について、さまざまな人たちと語り合う「オープンカウンシル!」。今回は、那覇市若狭公民館を運営しているNPO法人地域サポートわかさの宮城潤さんをゲストにお招きし、アート、公民館、地域住民に関わる実践をご紹介いただきつつ、障がい者福祉、多文化共生なども視野にいれながら、多様な人々が暮らす地域社会における「中間支援」について考えます。どなたでもご参加ください。

日時

2025(令和7)年8月21日(木) 18:30〜20:00

会場

犀の角(上田市中央2丁目11−20 map

入場

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スピーカー

宮城潤(NPO法人地域サポートわかさ/那覇市若狭公民館)
武捨和貴(NPO法人リベルテ)
直井恵(NPO法人アイダオ/NPO法人上田映劇)
福澤信輔(長野県社会福祉協議会)

モデレーター

野村政之(信州アーツカウンシル)

スピーカープロフィール

宮城潤

1972年沖縄生まれ(復帰っ子)。2001年NPO法人前島アートセンター設立に参画、初代理事長。まちの中のアート展『wanakio』などを企画運営。2006年からは那覇市若狭公民館勤務。運営体制移行により四度の職名変更を経て現在は指定管理者として館長を務める。

文部科学省「第70回優良公民館表彰」で最優秀館に選ばれたほか、全国公民館連合会が主催する各コンクールにおいて、最高賞8回を含む13回の上位入賞を果たす。第9回地域再生大賞優秀賞、2022年度「国際交流基金地球市民賞」などを受賞。2022年度から3年間、沖縄アーツカウンシルアドバイザリーボードも務めた。

武捨和貴

1982年長野県生まれ。重度の知的障害のある人の表現活動の環境づくりを経て2013年にNPO法人リベルテを設立。上田市街で福祉施設「スタジオライト」「1の人100の言葉1000の時間」「路地」をそれぞれ歩ける距離の中で運営。文化事業「路地の開き」では公園づくりやパレード、街歩き、避難訓練をテーマにアートプロジェクトとして実施。2025年度は路地の開きでは「登らない登山、移動する」、また新たに生涯学習事業に取り組み、テーマに祭りと防災を組み合わせた企画を進行中。妻と子、猫の4人と1匹と暮らし。

直井恵

1978年上田市生まれ。学生時代に国際開発・国際関係学を専攻後、NGOに勤務しながら国際協力に従事。2007年に上田に戻り、出産/子育てと平行しながら、世界各地に残る自然共生の暮らしや知恵を映画・音楽・文化交流を通じて学ぶ市民企画を実施。2017年からはNPO法人上田映劇の理事として映画館再生に関わり、現在は同館で学校に行きづらい子は映画館へおいでよと呼びかける「うえだ子どもシネマクラブ」を主宰。他、フィリピン・インドネシアとの国際演劇交流プロジェクト、2023年にはフェミニズムzine「re seitou」を創刊する。

福澤信輔(社会福祉法人長野県社会福祉協議会)

古着屋、飲食店勤務、工場派遣などを経て、2009年に長野県社会福祉協議会に入職。

ボランティア活動・地域福祉推進の担当を通じて、地域住民の力に魅了され、県内の地域づくりや市民活動サポートへの関心が強まる。県内各地の地域づくりに関わる中で、社会教育と地域福祉の親和性を感じていた時期に文部科学省に2年間出向し「障害者の生涯学習の推進」政策に携わる。現在は長野県社会福祉協議会に戻り、福祉人材確保と地域づくりの接点を模索中。趣味はキャンプとラジコンで遊ぶこと。

 


 

主催:信州アーツカウンシル(一般財団法人長野県文化振興事業団)、長野県
連携協働プログラム「文化共創パートナー事業」

令和7年度文化庁文化芸術創造拠点形成事業

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