Bプログラム 活動基盤強化支援

多分野で協働しながら、性差や文化によって形作られてきた人間の身体へのまなざしを分析し、再編を試みる3年間のアートプロジェクト

神話や民話、科学研究や消費社会の想像力の中で、身体を性差で分類し語ってきた捉え方、物語やその言葉について、科学・福祉・芸術などの様々な分野の人々とともに分析し、多様な世代、国籍の人々と対話の場を開きます。

2025年度の活動内容

■the XX  body プロジェクト→プロジェクト名再考!オープンミーティング [開催終了]

4月から始まったthe XX bodyプロジェクト。3月に実施したキックオフイベント等を経て生まれた「the XX body」というプロジェクト名で良いのか、という問題について考えるオープンミーティングを開催します。

・日時:2025年5月7日 19:00-20:00
・場所:zoom

 

■アートプロジェクトひとひと2025-2027×「十月十日の旅」 ひとが生まれる、ということについて [開催終了]

ひとりの女性が妊娠を通して感じた変化や感情などについて語った言葉を、同年齢の友人が丁寧に記録した書籍『十月十日の旅(とつきとおかのたび)』。この本を制作した伊藤茶色さんとやぎかなこさんと共に、「ひとが生まれる」ということについて言葉を交わすイベントを開催します。

・日時:2025年6月16日 18:30-20:30
・場所:出居番丸西

 

■アートプロジェクトひとひと2025-2027企画 生物学×フィクション×クロストーク!?イベント「オスとかメスとか人間とか」 [開催終了]

生物学と舞台芸術という分野を横断し「性スペクトラム」について見つめ、さまざまな立場からクロストークを試みるイベントを開催します。第1部では、『オスとは何で、メスとは何か?』の著者である生物学者の諸橋憲一郎氏をお招きし、生き物の多様な雌雄のあり方について学びます。第二部では、人間の性スペクトラムをテーマに戯曲作家・藤原佳奈が執筆した短い台本を読む時間を設け、三部では多分野で活動するリサーチャーを中心に、会場に集った方も交えたクロストークを行います。

・日時:2025年7月5日 15:00-17:30
・場所:犀の角
・参加費:2000円 or 3000円 or 5000円 ※参加費は、ご関心やご都合に応じて選択ください。どの料金を選んでも内容に違いはありません。いただいた参加費は、今後の活動費として大切に活用させていただきます。

団体・グループについて

松のにわ(松本市)

プロジェクトベースの“劇場”実践コレクティブ。呼びかけ人は戯曲作家・演出家の藤原佳奈。 能の老松の起源とされる、松を囲み、松に降りて来るものを「まつ」場で舞い踊った言い伝えから、今日の劇場の翻訳を“人が集い訪れを「まつ」庭”と定義。 舞台芸術従事者のみならず、様々な職業や立場の人々と協働しながらプロジェクトを進めていく。毎月最終水曜日に出居番丸西で「米はある!」を開催。

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