Aプログラム 活動推進支援

対話アート2027に向けた取り組み

インクルーシブ・アートを県内各地に展示する「対話アート NAGANO WEEK」を3年に1度の国際的なイベントとするべく、障がい福祉施設でのアーティスト・イン・レジデンスや国内外の事例リサーチ等を行います。

  • JR松本駅自由通路での  「 傍、行きて、春、その時まで」記録展示
  • 「対話アート」アーカイブ展示

2025年度の活動概要

インクルーシブ・アートを展示する「対話アート NAGANO WEEK」を 3年に1度の国際的なイベントに構築する事業の1年目。障がい福祉施 設でのアーティスト・イン・レジデンスの公募を行い、駒ヶ根市の「西駒 郷」に越智良江氏が滞在。24mの白い布の上を利用者や職員が絵の具 を手に歩み、色鮮やかな軌跡を残すパフォーマンスを上演。記録した 映像、写真、布作品などを松本市で展示した。福祉現場の日常と表現 が穏やかに交差する豊かな時間を地域社会へ提示する試みとなった。

2025年度の活動内容

アーティスト・滞在先の選定

アーティスト公募(応募5件)を実施し、審査を経て越智良江

を選定。演劇的要素を用いた映像作品制作の構想を採択し

た。滞在先施設として、作品構想と合致する長野県西駒郷に

打診を行い、実施を決定。

滞在制作・作品上演

10月23日より西駒郷にて滞在制作を開始。

10月28日、施設広場に24mの布を敷いた舞台を設置し、パ

フォーマンスを撮影。施設利用者、職員、俳優らが独自の描

画材で布上を歩み、軌跡を残す作品を上演。

キックオフイベントの開催

11月9日、松本アートセンターにて開催。映像作品「傍、行き

て、春、その時まで」の上映、アーティストトーク、高校生によ

るワークショップを実施。

作品展示の実施

11月9日~24日、松本市内3箇所で展示。

松本アートセンター: 映像上映および制作過程のメモ(ポス

トイット)を展示。

栞日: 本番使用の布や自転車、記録写真を展示。

JR松本駅自由通路: 衣装や写真パネルの展示、広報物の配

布を実施。

コーディネーターより

西駒郷の広大な芝生に敷かれた24mの白い布。秋の柔らかな光の中 で、利用者たちがのびのびと筆を走らせ、布を鮮やかに染め上げていく 光景は、ダンサーの軽やかな躍動と相まって、まるで夢のような穏やか さに満ちていた。 この幸福な空間は、単なる偶然ではない。アーティスト越智氏の真摯 な眼差しと、日々の生活を支える施設スタッフが築き上げてきた深い 信頼関係が、表現の土壌となったのだと感じる。福祉とアートという枠 組みを超え、互いの個性が響き合う瞬間に、この先の社会にあるべき 「軽やかな壁の超え方」を提示してくれた。(小澤)

団体・グループについて

一般社団法人ナナイロ(松本市)

障がいのある人とない人の接点を創る」一般社団法人ナナイロ(2月22日法人化)は「「障がいのある人とない人の接点を創る」ことを目指しています。社会にある「生きづらさ」を理解するためには、より多くの「障がい」に関する接点を社会に創ることが必要だと考えています。私たちは「対話アート」を通して表現を軸にして社会に障がいのある人とない人の接点を創っていきたいと考えています。

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