
元寒天工場を、多様な表現と文化の場へ、時間をかけて改修を進めながら、海外からのアーティストの滞在制作と地域の暮らしの共同作業、地域の民話の再解釈、在住の表現者との交流などを並行して場づくりを進めます。
2025年度の活動概要
富士見町瀬沢集落にある旧寒天工場の売却検討をきっかけに始動した、地域文化の継承プロジェクト。かつての「結(ゆい)」の精神を現代の視点で再編集し、海外作家を招聘する滞在型プログラムの構築を目指す。今回は、アーティストのSherry Zheng(オーストラリア)が滞在。民話の朗読会や農作業への参加を通じ、集落の内外が交わった。あえて完成を急がず、変化し続ける「途中(WIP)」のプロセスを記録・共有することで、住民と共に新たな郷土の価値を再発見する。この歩みは、将来的な集落芸術祭の開催や、場所の記憶を繋ぐ大切な一歩となった。
2025年度の活動内容
2025年5月19日 元寒天工場(瀬沢集落区長)面会
2025年7月-9月 元寒天工場草刈り支援活動
2025年9月 元寒天工場所有者より土地の売却の話にて会場候補から外れる
2025年10月 Farm Stay 候補の細川農園打ち合わせ(富士見町若宮地区)
2025年11月スイス拠点artist Felix Stockleとのonline meeting
ベネズエラ生まれ上海育ちのartist Jose Miguelとonline meeting
2025年12月 WIP アーティストの表現場所候補の森打ち合わせ
2026年1月 デザイナーと特設ページ制作
2026年2月 オーストラリア拠点アーティストSherry Zheng 来日(富士見商店会の全店舗、民話朗読の会、Fujimi Farming Club, 地元地域の方々との懇親会、Walk Shop開催、烏帽子集落改修 + 懇親会)
コーディネーターより
旧寒天工場の文化拠点化を目指す中、ソーラーパネル建設業者への売却危機が検討され、現代の地方が同様に抱える切実な問題に直面した。一時は拠点喪失の窮地に立たされたが、その「紆余曲折」さえもプロジェクトの厚みへと変えるべく粘り強く続行した。
場所を自分たちの手で確保する未来を見据えつつ、柔軟に変更し、海外からの作家の招聘を開始した。この取り組みは地域の誇りや風景の再発見、または地域問題へ角的な視点を与える契機となるはず。(小澤)
団体・グループについて
一般社団法人ツキカラカエル(富士見町)
八ヶ岳エリアと世界の表現者を繋げ、地域コミュニティを巻き込みながら、縄文文化を尊び、芸能を通じ、文化的発展と包摂的な地域づくりという公益に資する事業活動を目指し活動を広げていきます。














