Aプログラム 活動推進支援

山の奥の藝術学校

車の通れない山奥にある真木集落で、自然の資源を用いる山の生活技術を学び、屋根の茅葺きなど協働作業を楽しみ、活動成果をZINEやイベントとして共有することを通して、表現者のネットワークを形成していきます。

 

  • 松本で開催した活動報告会
  • 製本ワークショップでZINEを作る

2025年度の活動概要

小谷村の山奥にあり車で行くことができない真木集落にある古民家を拠点に、茅葺き屋根の修繕や、山での暮らしを維持するための営みを共同体で実践する試み。3度の滞在で参加者と生活をともにしながら、職人を招いて茅葺きや茅刈りを行った。また、この様子を映像とZINE制作で記録。ZINEは参加者からの寄稿などで共に制作し、2月にはZINEの製本ワークショップと活動報告会を長野県だけでなく東京と京都の都市圏でも開催し、県内外に活動を広く伝えた。

2025年度の活動内容

7/11

山の奥の藝術学校説明会兼『農民藝術概論綱要』読書会@渋谷

7/19-20

茅葺き体験会@真木集落

7/21

山の奥の藝術学校説明会兼『農民藝術概論綱要』読書会@オンライン

8/23-27

山の奥の藝術学校第一部「木を伐り道具をこしらえる」

9/12-16

山の奥の藝術学校第二部「茅で屋根を葺く」with縄文屋根

10/18-21

山の奥の藝術学校第三部「茅を刈りにいく」

11/1

牧の入で茅刈り

11月〜1月

ZINE制作期間

1/30-2/1

印刷@hand saw press

2/1

製本と活動報告会@東京(hand saw press)

2/21

製本と活動報告会@京都(京都けんちくセンター+オンライン)

2/27

製本会と活動報告会@松本(OOTE41221, Give me little more.)

コーディネーターより

先人たちが築き上げた近代化やモータリゼーションなどによる社会構造の変化で“便利な暮らし”を送ることができるようになった一方で、農村でかつては当たり前にあった共同体の一員として担っていた暮らしの維持から遠ざかっている。山の奥の藝術学校では、暮らしを営むためには生死が隣り合わせで一人では生きていけないということ、積雪の季節が容赦無く建物を壊していくことを目の当たりにした。若い世代が便利な暮らしと共存しながらもこの取り組みを実践し発信することが、人口減少社会を生き抜くためのヒントになるのではないか。(佐久間)

団体・グループについて

一般社団法人ミンガヤ・コレクティブ(小谷村)

自分たちの手で建設することを通じて、自治的な社会の再構築を目指す、コレクティブチーム。「ミンガ」という言葉は、ケチュア語で共同作業の意。2021年に一般社団法人化し、現在は長野県小谷村真木集落にて、ミンガの思想を基盤に、茅葺き屋根の修復や集落の維持活動、ZINEの制作等を行なっている。

助成事業