Aプログラム 活動推進支援

大鹿村の歴史の語り部たちから民話を伝えるプロジェクト

語り部の高齢化により失われつつある口承の歴史や民話を、方言や言い回しをそのままにアーカイブし共有財産とするとともに、様々な形の表現でコンテンツ化、村内外の人が後世に魅力や価値を伝える基盤づくりをします。

村巡りツアーでは民話ゆかりの場所を訪れた
  • 定期的に集まり編集作業を続けた
  • 大鹿村の民話第二集が完成

2025年度の活動概要

大鹿村で失われつつある口頭伝承の「民話」を次世代へ継承するため、1991年以来34年ぶりに第2集となる民話集を制作した。また、より多くの方に知ってもらうため、webやSNSでの発信にも力を入れたり、民話ゆかりの場所を巡る村巡りツアーを実施した。同時にクラウドファンディングを通じて48名の支援があり地域内外の方が村の民話に興味を持ってもらうきっかけとなった。

2025年度の活動内容

クラウドファンディング(for Good!)実施

実施期間|8/1~31
48名から支援

村巡りツアー実施

村内で民話ゆかりのスポットを巡る「村巡りツアー」

開催日|10/25,11/8,11/15

民話集制作

2月に完成

記録・発信

▼noteで活動の様子を発信
https://note.com/ooshikaminwa2025

▼Youtubeで民話の語りや活動について発信https://www.youtube.com/@大鹿村民話会

コーディネーターより

大鹿村の資源は歌舞伎を筆頭に数多くあるが、そこに暮らす語り部のみなさんもその一つ。観光地ではなく、地元の人すら立ち寄らないような場所にも、古くから言い伝えがあったり、祠や社で大切に祀っていたり。村巡りツアーで直接その場を訪れ語り部からお話を伺える体験を通して、勝手に“歴史”として自分の時代とは違うと考えていたこともゆっくりと時が流れながら今につながっていることを感じることができた。豊かで過酷な地域だからこそ伝わる民話がたくさん眠っており、多世代が関わりながら失われる前に次世代へ紡いでいる取り組みだった。(佐久間)

団体・グループについて

大鹿村民話会(大鹿村)

人口850人の山村、南信州・大鹿村の歴史と民話を語り継ぐ会を開催しています。公民館活動の一環として活動を開始してから40年以上が経過し、民話集の発刊や小学校での民話読み聞かせ活動などを実施してきました。近年は若手メンバーも加入して活動を再興し、80歳90歳の先人たちの知恵と方言と物語を「民話」のかたちを通して後世に残していく活動に取り組んでいます。

助成事業