
地元の林業事業者と持続可能を考える舞台美術家との協働による、地元資源を活用した木製テント劇場創りを行い、そのプロセスの中で、様々な参加者と学びを共有しながら、「ゼロカーボン演劇」を深化させていきます。
2025年度の活動概要
上演に使う電力を自前の太陽光発電で賄う「ゼロカーボン演劇」の活動を進めてきた劇団野らぼうの新展開、県産材100%の木製テント劇場の設計・創作を行った。舞台美術家の大島広子氏、地元の(株)柳沢林業と協働し、森で木を切り倒し、加工し、木製テントを制作するまでの一連のプロセスを実際に体験することで、資材の“始末”を知り、持続可能な創作活動についての思考を深めた。またプロセスをYouTubeやブログなどで紹介し学びを共有した。
2025年度の活動内容
| 5月 | 林業現場見学(安曇野市) |
|---|---|
| 6月 | 木材選定8月伐倒 |
| 9月 | 木材加工・乾燥 |
| 10月 | 設計・プロトタイプ作成① |
| 11月 | クロストーク企画開催 |
| 12月 | 設計・プロトタイプ作成② |
| 1月 | 設計・プロトタイプ作成③ |
| 2月 | エキシビジョン『骨になるまで空みる鯨展』開催 |
コーディネーターより
今回の試みを通して、創作プロセス自体を再検討することができるようになった。劇団の人間が単管パイプを組んで劇場を設営する通常のプロセスの中では生まれなかった価値観が、全く異なる視点を持つ新たな協働者によりもたらされた。そうして制作されたテントは、新たに獲得した価値観を観客へと伝播させる装置となるだろう。協働者同士のコネクションはお互いにとって貴重な存在で、今後さらに面白いことが起きそうな未来を想像させる。次は何を仕掛けてくるだろうか。劇団野らぼうの今後の活動から目が離せない。(清水)
団体・グループについて
劇団野らぼう(松本市)
松本市にて活動する劇団として主に野外での演劇公演を行っている。
その場所の条件や環境に合わせて作品を創作することを特徴としており、非劇場空間における演劇の置き所に常に着目して活動しています。














